あなたのうつ病は、毒親が原因かもしれない

うつの原因は親

原因の勘違い:うつの原因は、もっと深いところにある

「嫌な上司がいて、うつ病になった」、「ブラック企業で働きすぎて、精神を病んだ」。こういったことを聞くと、まるで、うつや精神を病んだ原因は上司やブラック企業にあるように見えないでしょうか?でも考えてみてください。嫌な上司がいたとしても、うつにならない人もいます。(これは、部下をうつにする上司を弁護しているのではありません)

 

また、ブラック企業で働きすぎたのは、結局のところ、自分の意思ではないでしょうか?会社を辞める権利はいつでもあったはずなのですから。(ブラック企業を弁護しているわけではありません)これは、決して、うつ病になった人や、精神を病んだ人を非難しているのではありません。うつになる原因は、実は「上司」や「ブラック企業」にあるわけではない可能性があることを言いたいだけです。

 

私は、結局のところ、「自己肯定感の欠如」が「漠然とした不安感、恐怖=うつ」につながるのではないかと思っていますが、そういった「自己肯定感の欠如」を作ったのは、親である可能性が高いことを指摘したいのです。うつの根本的原因は親にある可能性をさぐっていきましょう。

毒親がうつ病を作る

毒親とうつ病の関係1

毒親による、子供への愛のない言葉の連呼

「○○君のことを心配しているから言っているんだよ。そんなことしたらダメだよ」。こういった親の言葉に、愛はこれっぽっちもありません。こういった言葉は、子供から自信を奪い去るからです。このような言葉を聞かされて育った子供は、常に「自分のしていることは間違っているかもしれない」という自己否定感を抱きつづけることになります。つまり、自己肯定感が欠如している状態になるのです。

 

親に自信を奪われた子供の行動

毒親のせいで一生不安を抱える

自己肯定感が欠如した子供は、いつも自分の行動に不安を抱えています。なぜならば、自分のしていることは間違っているかもしれないという不安を常に抱えているからです。これは、自分の行動を、親から、「そんなこと」扱いされてきたことによります。

毒親に育てられると、何を言われても自己否定する

このような子供は、大人になって社会に出たとき、上司に「○○君、これは君のために言うのだが、そんなことをして、だめじゃないか」と、失礼な言い方をされたとき、その言葉を失礼な言葉だととらえることも出来ないし、また、その言葉をそのまま信じてしまいます。「自分は間違っているのか、どうしよう」と自己否定を行います。

毒親に育てられると、感受性が強くなる

いつも心の底で「自分は間違っているのではないか」という不安を抱えているので、「そんなことをして」と言われたとき、「やっぱりそうなのか」と思ってしまうのです。「自分は間違っているのではないか」という不安を抱えていない健全な人であれば、「そんなことをして」と言われたら、その言葉が、失礼な言い方だと思い、内心は白けた目で上司を見るし、そんな言葉は大して信じません。相手の言葉に対し、非常に感受性が低いのです。

 

一方、「自分は間違っているかもしれない」といつも不安を抱えている自己肯定感の低い人は「そんなことをして」と言われただけで、「どうしよう」というパニック状態になるのです。相手が失礼だということに気が付けません。自分が間違っていることに動揺してしまい、相手の言葉に対してとても感情的になります。異様に感受性が強いのです

 

毒親に育てられると、失礼な言葉を失礼な言葉と認識できない

毒親の言葉を、「いい言葉」と勘違いしてしまっている

「そんなことをして」と親から言われてきた人は、「そんなことをして」という言葉をどうして失礼な言葉として取れないのでしょうか?それは、自分を愛しているはずの親に言われた言葉は、全部「いい言葉」と信じてしまっていることにあります。実際、親は本当に子供のために言っていることが多いのです。

健全な親なら、いい言葉しか使わない

自己肯定感の強い人であれば、自分のやることに対して「そんなことをして」なんて言い方をされたら、相手のことを「失礼な言い方をする変な奴」という烙印を押せます。健全な人間関係を持っている人であれば、もっといい言葉を使うべきだと知っているからです。親から「そんなことして」と非難されるような虐待を受けなかったし、いい言葉で自分の行動を訂正されてきたのです。

 

また、親が「嫌な言葉を使う人」を避けてきた可能性も高いです。すると、子供もそうゆう人を避けるようになり、いい人間関係を築ける人とだけ付き合うようになります。例えば、人に行動を変えて欲しいのであれば、「そんなことをして、だめじゃないか」ではなく、「別のやり方でお願いしてもいいかな?」と、丁寧な言い方をすることが出来ます。健全な人は、こうゆう人とお付き合いをするものです。

 

毒親のやったことは決して許されない

毒親のせいで、変な人とばかりお付き合いしてしまう人間になってしまったら、もちろんそれは、すべて親が原因です。「そんなことをして」と子供を非難し続けておきおながら、「悪気はなかった。子供のためにと思ってやっていたんです。」と、自分を弁護する毒親もいるかもしれません。

 

でも、悪気がなかったから、許されるということはありません虐待したという事実は変わらないのです。実際、親に人格否定発言をされてきた子供は、老人になるまで一生、精神的に苦しむのです。悪気がなくて許されるのであれば、悪徳教祖に洗脳されて人の命を奪った人も、許さなければならなくなってしまいます。

 

嫌な上司や企業を慕い続ける

毒親に人格否定発言をされ続けた子供は、人格否定発言をする上司のそばを離れることが出来ません。嫌なことを言う上司がいても、「自分が悪いのかもしれない」と心の奥底では思っているため、嫌なことを言う上司ではなく、自分自身を否定してしまうのです。

 

このような子供は、嫌なことを言い続ける上司がいると、どんどん自己否定する頻度が高まります。すると、そのうち、自己否定のし過ぎで(=自分はダメだという考えに支配されて)鬱になってしまうのです。

 

毒親に育てられたせいで、その失礼な上司を軽蔑する能力がないため、気が付かないうちに精神を壊される・・。これが、鬱の実態である可能性があると思います。自己肯定感の強い人であれば、この嫌な上司からは極力逃げるし、言い分も心の奥底では聞いていないので、鬱にはならないことが大半です。

 

毒親のカムフラージュした言い方の卑怯さ

 

毒親とうつ病の関係2

「○○君のことを心配しているから言っているんだよ。」という言葉は、失礼な言い方だというのに、いかにも「善」であるかのようにカムフラージュしようとしているので、私は怒りを覚えます。

 

結局のところ、「そんなことしたらだめだよ」なんていう言葉は、相手への人格否定発言なのです。自分の行いを「そんなこと」と非難めいて言われたら、誰だって不快なのです。「○○君のことを心配しているから言うんだよ」という言葉で人格否定発言を、良い行いとしてやっているかのように、カムフラージュしようなんて、せこすぎます。

 

ブラック企業から逃げられない子供

毒親とうつ病の関係3

自己否定感の強い子供は、自分で選択し、行動することが非常に難しく、ブラック企業をやめることが出来ません。もちろん、この理由は「自分の選択は間違っているかも」という不安に支配されていることによります。

 

「会社、ブラックかも」と思っても、「自分の考えが甘いだけかも。こんなものなのかも。」と自分の考えを否定してしまうのです。それで、ブラック企業をやめるという行動に移せません。このように自分で決断できなくなった子供は、気が付かないうちに、人生の選択肢が著しく少なくなっています。

 

このような精神的牢獄に暮らす人は、自分はもうだめだ、と思ってしまい、鬱になり、最悪自ら命を絶つことを考えるのです。そう考えるのも当然です。本人にとっては、逃げると言う選択肢がすでにないのですから。

毒親のせいで一生苦しむ子供

毒親とうつ病4

本人にとっては原因不明の不安感

親のせいで自己肯定感がなくなり、選択肢が少なくなってしまった子供は、心の中に、その生涯にわたって、大きな怒りを抱えることになります。恐ろしいことに、選択肢がないのは自分の意思だと勘違いしています。つまり、自分の中の不安症が、毒親に洗脳されたことが原因だとは気が付きません。

 

たかだか、「そんなことをして、だめだよ」と言われたことくらい、と思っているのです。こういった人格否定発言を長年されてきたことが、「虐待」であると、本人すら認識できないのです。

毒親による一生の支配

つらい時にまず相談に乗ってくれるのは父親か母親だと言う人がいるかもしれません。親は、いつも自分のために親身になってアドバイスをくれるかもしれません。だって、「○○君のために言っているんだよ」といつも自分に親身になって愛をくれた親なのですから。(もちろん、これは皮肉です。怖いのは、親が本気でこれを愛だと思って言っている場合があるということです。ぞっとしますね。)

 

けれど、もし親に相談しているのであれば、ご自身の抱えている問題を作り出した張本人に、自己否定の悩みを相談していることになるのかもしれません。もちろん、解決することはありません。親は、根本的な問題点「コントロールされている怒り」を取り除いてはくれないからです。

 

こういったコントロール(「あれはするな」、「そんなことしては君のためにならない」、といい、子供から自由を奪い続ける行為)を毒親は、一生やめないでしょう。いい親づらして、「だって心配だから」と言いながら、子供の選択を非難したり、排除しつづけます。それも、アドバイスと称してです

最後に

様々な選択肢を排除された子供は、無礼な上司にも「礼儀正しく」、ブラックでも「会社を辞めない」、という奇妙奇天烈な行動をし、一生自分を否定し、苦痛の中で過ごし、亡くなってゆきます。

 

参考文献:毒になる親 講談社 著者 スーザン・フォワード博士

あなたのうつ病は、毒親が原因かもしれない” に対して1件のコメントがあります。

  1. 島田 真悠子 より:

    はじめまして。

    今年43になります。毒は母、私は娘です。18年ほど前から、最新の世界に足を踏み入れ

    部屋中が本まみれの、なんというか、読書中毒というか、
    読んでは書いて学んで、繰り返して‥

    当時の主治医が、第三者を引き受けてくれて
    2015年3月、はれて母との別離が実現しました。

    でも、あなたの例える「失礼な上司」は

    まんま=で、何らかのもくろみ有きで「私の彼氏」というポジションに

    非常に強引かつ非道な手口で身を置いた「元彼」
    (今は刑務所の中です。私が通報しました。)
    なのです。

    その後も、執拗に泥棒親子が不法侵入して来たり

    とにかく後を絶たない害虫どもから一時的にでも避難するため

    母にぶっ潰された自尊心も、2019年2月には

    元通りまではいかないけれど それでも

    この4年を経て回復した私の自尊心はもう

    母には ぶっ潰すことは不可能だと判断し

    実家へ避難(母との同居を再スタート)しましたが

    今、強力な第三者を募集する思いです。

    母が怖いのではないです。まったく。

    何が怖いって、自分が一番怖いです。

    殺してしまう。

    私が母を殺したら、

    かつて、母が道路に捨てた中学卒業式の兄、今もずっとその生傷は、15のままの兄が

    きっと 死んでしまう。
    自ら命を絶ってしまう、おそらく間違いない。

    悲しくも強すぎる、母への承認欲求が永遠に
    満たされることはない。

    それが自死へと 兄を向かわせる。

    だから私は、兄が生きていてくれる限りは、

    決して、母の息の根を止めてはならない。

    第三者の介入を願って止みません。

    私はもう、葬式だの親の死顔だの、ウンザリです。

    離れれば 忘れられる

    離れれば 優しくなれる

    離れれば もっと自分らしく生きることが出来る

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