毒親育ちがモラハラを受けやすい理由

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毒親育ちの方は、モラハラを受けやすい傾向があります。そのメカニズムをこの記事では説明したいと思います。

 

また、モラハラを受けやすい毒親育ちは、他人からどう思われているのでしょうか?毒親育ちは、優しい人思われている可能性があります。一方、非常に性格がねじまがった人と思われている可能性もあるでしょう。

 

実際のところ、優しい人と、性格がねじまがった人は、表裏一体なんです。これがどうゆうことなのか、説明したいと思います。

毒親育ちは、モラハラを受けても気づかない

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毒親育ちは、親からモラハラを受けて育っているため、モラハラをモラハラと認識出来ないことが多いです。なぜかと言うと、次のような虐待生活が当たり前だからです。

プライバシーを侵害する親

たとえば、子供と親の間に秘密はあってならないと考える毒親に育てられると、子供はプライバシーを侵害される、人権侵害を日常的に受けます。

 

ところが、子供はこれを「プライバシー侵害という虐待」と認識していません。なぜならば、親が子供を愛するが故にやっている=愛と勘違いしているからです。

 

たとえば、親は「あなたのことを何でも知りたいの。愛しているからよ。心配だからよ」と言うのです。こう言われると、子供はプライバシー侵害は「愛」のひとつと認識してしまいます。もちろん、親が悪いと断定できません

 

子供の中では、次のような感情が交錯します。

〇お母さんは、私を愛しているからやっているんだ。お母さんのやっていることは正しいんだ。

〇でも耐えられない!!!許せない!!!

〇でも、私が悪い子のかな??だって、お母さんは心配してくれているのに・・

〇でも、耐えられない!!やめて!!!

〇・・でも・・・(以下繰り返し)

 

このような生活を強いられた毒親育ちの方は、結婚してから、夫や妻にプライバシー侵害を受けても、モラハラだと気づけないようです。

 

このような毒親育ちは、妻の携帯を見る権利を主張する夫が変態だと気が付けません。何をやっても、いちいち探られるのが失礼な行為だと分かりません。でも、これらは全部モラハラです。

 

普通の愛情とは、相手の幸せが第一のはずです。ところが、このような毒親育ちにとっての愛情とは、「知られたくないことを暴いて相手を苦しめる」「プライバシーを侵害して痛めつける」ことなんです。

 

子供を侮辱する親

子供が気に入らないと、無視したり、「お前が馬鹿だから分からないんだよ」と侮辱する毒親がいます。これらを夫婦間でやったら、モラハラです。親がやったら、虐待です。

 

侮辱されるのではないかと怯える子供

こういった毒親に育てられると、子供は、「無視されるのではないか」、「侮辱されるのではないか」と常に怯えています。これは、無意識レベルでの話です。本人は自覚していません。

 

大人になっても、相手に無視されないように、侮辱されないように、気を付けているんです。でも、よく考えたらおかしいですよね?だって、無視する方が悪いし、侮辱してくるなんて、最低な人です。なんでそんなことをする人に、気を使わなければならないんでしょうか?これが健全な思考です。

 

モラハラ人間を「嫌な人」と思えない毒親育ち

ところが、毒親育ちは、これが分かりません。無視したり、侮辱したりする人を「嫌な奴」と思う思考がなく、むしろ、こういった人たちに、媚びへつらってしまうんです。嫌われないように、気を使うんです

 

普通だったら、「さよなら。あなたとは二度と関わりたくない」と言うべき人に、「行かないで!!私を愛して!」となるんです。モラハラ人間を「嫌な人認定」するどころではないんです。変なところで必死なんです。

 

そうゆうわけで、毒親育ちは、モラハラをしてくる人に「行かないで!愛して!」と言い続けます。(もちろん、この文言を言うわけではなく、結局こう言っているのと同じことをするということです)傍から見ていると、「そんな奴、相手にしなければいいのに」と言いたくなりますが、毒親育ちは、「そんな奴」だと分からないんです。

 

モラハラ人間と離れられない毒親育ち

こういった毒親育ちに「なんで、あんな人と関わってるの?やめたら?」と言っても、全く聞く耳を持たないのは、ここにあるんです。そもそも「あんな奴」だと理解出来ていないんです。

 

おまけに、「無視されたくない、嫌われたくない」という思考で頭がいっぱいで、あんな奴を追いかけます。関わらないどころではないんです。

 

毒親育ちがモラハラを受けやすいメカニズム

毒親育ちは、モラハラから逃げるという思考がはじめからありません。だって、モラハラだと認識出来ないんですから。むしろ、自分が悪いとすら思っています。自分に非があるから、相手は怒っていると勘違いしているんです。

 

また、毒親育ちは「相手から嫌われるのではないか」という恐怖心を持っているので、相手に怒鳴られるなどのモラハラを受けると、「ごめんなさい」と言わんばかりに媚びへつらいます。「何で怒るの?私が何かした?嫌わないで」という思考でいっぱいなんです。かくして、モラハラ人間の都合のいい餌食になります。

 

毒親育ちは優しい?

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毒親育ちは、一見すると、優しい人に見えることもあると思います。なぜなら、普通だったら耐えられない「モラハラ人間」と仲良く?してしまうんですから。

 

しかも、そのモラハラ人間に対し、怒っている様子も見られない。(もちろん、毒親育ちは、心の底では本当は不快な思いをしており、大きな怒りを抱えているのですが・・。「相手が怒っているのは自分に非があるからだ。どうしよう」と思っているから、怒れないだけなんです。)

 

でも、その怒りに自分では気が付けない。挙句の果てに、「自分が悪いんだ」と責め、ますます自分で自分を貶める。もちろん、自分で自分を貶めていることにも気が付いていません

 

周りの人から、次のように思われているかもしれません。

「侮辱されても怒らない人。しかも、侮辱してくる人に仕返しをするどころか、優しくする人なんて出来た人だろう

 

毒親育ちは性格悪い?

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毒親育ち自身がモラハラ人間になることも

上記のように、毒親育ちを優しいと言ってくれる人もいる一方で、毒親育ちの負の面が露呈することもあります。結局のところ、毒親育ち自身が、モラハラ人間になる可能性が高いからです。

 

毒親育ちが、モラハラ人間をモラハラ認定出来ないことは先ほど述べました。これはすなわち、毒親育ち自身がモラハラをしても、同様にモラハラと思わないということです。

 

毒親育ちは、ストレスをまき散らす

毒親育ちというものは、心に大きなストレスを抱えており、そのストレスを、気がつかないうちに、どこかでまき散らしています。例えば、親から支配を受けてきた子供は、他人を支配することでストレスをまき散らしているようです。

 

毒親育ちは「君は、転職して、どうするつもり?私のことは考えてるの?」と相手の行動を非難します。相手に罪悪感を抱かせ、行動をコントロールするためです。(ただし、無意識にやっているようですが)

 

また、誰かが失敗すると「まあ、そうなるのは分かっていたことだよ」と侮辱したり、毒親からされたような侮辱を他人にやってしまうんです。これは、性格が良くないですよね・・しかも、反省しません。悪いなんて思っていませんから。

 

部下を非難する権利があると思っている毒親育ち上司

毒親育ちが上司になったら、最悪です。こういった上司は、能力以上の仕事を部下に与え、出来ないと非難するかもしれません。

 

でも、毒親育ち上司は「出来ない方が悪い」と本気で思っています。自分がパワハラだとは思っていないんです。むしろ、能力のない部下が悪いと思っています。

 

出来ないなら、スキルを磨くのは当然だと思っています。だから、非難する権利があると思っているんです。もし、この上司の意見に賛同するのであれば、あなたは毒親育ちかもしれません

 

毒親育ちは無意識に相手を侮辱している

この手の上司は、無意識に「相手を侮辱してやりたい」という感情を持っているものです。だから、「お前は何をやっても出来ないな」、「こんな仕事、新入社員の時に俺はやってたよ」、「なんで納期を守れないんだ?」と非難します

 

でも、そんなに役に立たない部下なら、部下を変えてもらえばいいですよね?他の部下に頼めばいいですよね?非難しないやり方も、いくらでもあるはずなんです。おまけに、人は非難されると、ますます出来なくなります。なにより、非難されたら、傷つきます。これが、毒親育ちには、分かりません。

 

こういった毒親育ち上司は、

「自分には非難する権利がある。非難する理由があって非難している

と都合のいいこと言って、自分を正当化します。つまり、かなり、性格が悪いと思います。部下を傷つけたことは、どうでもいいんですよ

 

でも、やっぱりパワハラですよね。だって、部下だからこそ非難出来るわけで、自分の上司だったら、非難出来るわけありませんから。やっぱり権力を利用しているんです。

 

「非難して言い理由があったら非難できるのであれば、部下だけでなく、自分の上司も非難してみてください」と言いたくなります。

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