毒親育ちが人間関係を克服する方法

毒親育ちの人間関係を克服する方法1

毒親育ちが人間関係を健全なものにするには「批判」­­をやめることが効果的です。実は「批判」することは毒親から教わった自己否定だからです。批判をやめれば、自ずと毒のある人間関係も解消されるでしょう。

この記事では、

  1. 批判をやめると人間関係が改善する理由
  2. 批判の辞め方

について解説しています。

 

批判をやめると人間関係が改善する理由

ここで言う批判とは

まずここで言う批判とはどんな文言のことか、はっきりさせておきたいと思います。批判とは、以下のようなもののことです。

「あの人、お金がないのに結婚するなんて、無責任だよね。相手の女の人かわいそう。」

「あの人、上司の言うこと全然分かってないよね。あれじゃあ仕事も進まないし、自分が迷惑かけてるって分かってるのかな。あのプロジェクト、予定より1か月は遅れてるよね。」

「あの方、奥さんを、たたいたらしいよ。ちゃんとした人に見えるのにね」

「あんな政策を取り入れても、無駄だと思うけどな」

「○○さんは、何度言っても仕事が出来なくて、迷惑してるんだ」

「私は正当防衛で、あの人にけがをさせただけだ!」

「君は、自分がしたことが分かっているのか?!」

見方によっては、ゴシップ的な話とも取れると思います。

 

批判のないコミュニケーションは気分を良くする

健全な人は、上記のような例文はほとんど口にしません。なぜなら、人間は上記のような例文を人から聞かされると、気分が悪くなるからです。理由は分からないのですが、そうゆう事実があるのです。

 

そして、気分が悪くなることを話すと、コミュニケーションが不快なものになってしまいます。批判的なことを言うのが人間関係によくないのは、主にこういった理由になります。

 

批判してしまう理由

毒親育ちの人間関係を克服する方法2

 

批判するのは、相手の非を認めていないから

実は、批判する原因は、嫌いなものを嫌いと認めきれていないことが、原因です。どこかで「嫌ってはならない」と自己否定していることが原因なのです。

 

人は、自分で自分の意見を認められないと、他人からの同調・承認が欲しくなります。だから、人に対する悪口めいたことを論理的に人に説明したくなります。

 

たとえば、以下のようなことを言いたくてたまらなくなるのです。

「あの人、お金がないのに結婚するなんて、無責任だよね。相手の女の人かわいそう。」

「何度も言ったのに分からないなんて、やる気あるの?」

 

こうやって、相手を批判したくなるのです。そして、その批判への同調を求めます。これが、まさしく「批判」です。(言っている本人は、「正当なこと」を言っているだけのつもりかもしれませんが。なぜなら、実際に相手に批判されるような理由があるんですから。)

 

そうゆうわけで、批判をやめるには、しっかり自分で自分の意見に同調してあげることが大切になります。

 

批判を辞める方法

「批判しない=相手を悪く思わない」ではない

まず、批判をやめる、と言うと、「相手の悪いところを受け入れろ」という意味だと勘違いしてしまう人がいるようです。そうではありません。

 

相手の悪いところは思いっきり嫌っていいのです。気に入らない相手を嫌うのは当然です。むしろ、自分が嫌いだと思うのであれば、積極的に嫌う必要があります嫌わなければならないのです。先ほども述べましたが、自分の意見に同調することがとても大切なのです。

 

自分の批判意見をその都度肯定する

批判を言いたくなったら、「そう思って当然だ」と何回も自分の中で唱えましょう。たとえば、何度言っても出来ない部下に苛立っているときに

 

「何度言っても出来ないなんて、やる気あるのかな?」

 

と批判したくなったら、心の中で、

 

「何度言っても出来ないなんて、やる気ないんだな。こう思って当然

 

と思いましょう。

 

これを批判したくなるたびに繰り返せば、いつか「批判」自体しなくなっていくでしょう。自分の中で自分の意見に「承認する」習慣が無意識レベルで身に着くからです。

 

毒親育ちは、批判の名人

毒親育ちは、自分の意見・感情を無意識に否定する習慣がある

毒親育ちは、親から「お前が悪い」というメッセージを与え続けられました。だから、毒親育ちは、自分でも自分に「お前が悪い」と言う習慣が身についてしまっています。これが、自分で自分の意見を承認できない原因です。だから、普通よりも批判的な意見が多くなってしまうのです。

 

毒親育ちが批判的になるのは、親が原因

毒親育ちが批判してしまうのは、つきつめれば親が原因です。だから、批判がなかなかやめられない場合には、「親のせいだ」(悪いのは自分ではない!)としっかり心の中で思いましょう。批判がなかなかやめられなくても、自分を責めないでください。悪いのは親なのですから。

 

批判する人は、実は自分を否定している

もうお分かりだと思いますが、「批判する人」が一番批判しているのは自分自身です。なぜなら、批判するのは「私の考えはまちがっているんだ!!」と連呼しているのと同じことだからです。つまり、批判すればするほど、自分を傷つけていることになります

 

これは、自分自身に無意識にストレスを与えている行為です。それでも、嫌いな人に怒りを感じたりして批判がしたくなるのであれば、以下の記事を参考にしてください。手助けになると思います。

こちらの記事「毒親への怒りが消えない!対処する方法」も使って、自分の意見を肯定する手法をぜひ習得してください。)

 

確実に「相手が悪いと思えるようになる」ための方法

自分で自分の意見を肯定すると言っても、批判する内容によっては、どうしても自分の意見を肯定しきれない場合もあって苦しむこともあると思います。このような場合はどうすればいいのでしょうか?

 

たとえば、以下のような場合はどうでしょうか?

あなたは、人に襲われて、防衛するために相手をケガさせたとします。このとき、相手が完全に悪いと認めきれますか?毒親育ちの場合、ひょっとしたら「自分は悪いことしたのかも」と思ってしまうのではないでしょうか?

 

だって、いくら正当防衛とはいえ、ケガをさせる必要はなかったかもしれないのですから。ここでは、このような、もっともらしい理由を思いついても、嫌いな相手・事を弁護する必要はない理由を説明したいと思います。

 

心の中でなら、何を思おうと自由。だから、自分を肯定してOK

自分がどう思うかは、自分に決定する権利があることを忘れないでください。そして、何を心で思おうと、他人には分からないのです。だから、決して嫌いな相手・事を弁護出来そうな理由を思いついても、自分の「正当防衛だ!」という感情を否定しないでください。

 

重要なことを言いますと(健全な人にとっては当たり前のことかもしれませんが)、あなたの思っていることが社会的にフェアであるかどうかは、関係ないのです。どんな聖人があなたを非難しようと、あなたが自分で自分の意見を持つのは正当な権利です。だって、心の中で思うだけなんですから。

 

だから、決してどんな場合でも、自分の感情を否定しないでください。あからさまに自分が悪そうな理由があってもです。つまり、たとえあなたが気まぐれに、誰かをあの世に送りだしてしまっても決して心では自分を責めてはならないと言うことです。(外面的にだけ「申し訳ありません」と言っておけばいいだけです。)変な話ですが、こうやって自分を肯定できさえすれば、全ての問題は解決するのです。つまり、「更生する」ということです。

 

だから、いかなる理由があっても、自分の意見・感情を持つことを肯定しましょう。これが大切です。

 

健全な人は性格が悪い。だから批判しないので、いい人間関係を持てる

実際のところ、健全な人でも、

「私も悪かったかもしれないけれど・・」

と自己否定的なことを言うこともあります。

 

でも、これは他人に顔向けするときの建前に過ぎません。健全な人は内心(潜在意識で)はそんなこと思ってないんです。つまり、内心では「私は悪くない。怒って当然。全部あなたが悪いの」と思っています。

 

ただ、いい人ぶるために、建前を言っているだけです。もしくは、根本的に安定しているから、自分の意に反した意見が平然と言えているだけです。さて、健全な人って、嫌な人だと思いますか?

 

そうです。その通りです。でも、だからこそ、健全な人は「批判」しなくて済むのです。

「私の考えを認めて!!」

と言う必要がないからです。

 

健全な人は、自分の汚い部分(社会通念で認められないような部分)も自分で肯定しているので、心が平穏です。すると、毎日機嫌がいいため、結局周りの人を幸福にします。元気に「おはよう!」と言えるし、人にイライラをぶつけることもないわけです。そして、何より自己肯定力により批判しなくて済み、いい人と思われやすいのです。

 

「あの人は、全然人のことを悪く言ったりしないし、いつも明るくて素敵な人だ」と思われやすいということです。(実は違うんですけれどね。でも、こういった健全な方たちは、実際、復讐などに気を取られることもないと思います。つまり、本当に安全な人であることは間違いないのです。)

 

自分で自分の感情を認めて、感情に折り合いがついているのであれば、決してとんでもない行為にも出ません。容易に我慢出来ます。話すことも明るいことばかりで楽しい人です。結局周りの人にとって、付き合いやすい人なわけです。

 

性格がいいと、批判ばかりするようになる

毒親育ちは、表面的には「あんなのおかしいよね」と批判する嫌な人になりがちです。ところが潜在意識では「あなたは悪くない。悪いのは私。」と思っているいい人です。

 

つまり、自分にも嫌な人です。自己肯定出来ないからいつもイライラしています。自分を傷つけてボロボロです。これでは、イライラして当然なんです。

 

このような自己否定のせいで、毒親育ちは悪口めいた批判をしてしまうわけです。(毒親育ち本人は、言って当然の批判だと思っていることも多いですが。

 

毒親育ちの方は自分に悪いところがあると非難しますから、相手に悪いところがある場合も非難してもいいと勘違いしていることもあります。そして、批判内容を認めてくれない人を嫌います。でも毒親育ちが本当に嫌っているものは、「自分の意見は間違っている」という自分の思考回路なのです。)

 

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毒親育ちが人間関係を克服する方法” に対して 4 件のコメントがあります

  1. viu より:

    ほんっとうにありがとうございます。

    1. principle より:

      こちらこそ、ありがとうございます!!

  2. catcat より:

    目からうろこでした!
    確かに、批判を言って、他の人に同調してもらいたくてしょうがない自分がいます。
    で同調してくれない、否定されると勝手にイライラしている時が多いです!
    事故固定できるようになりたいです。ありがとうございます。

    1. principle より:

      catcat様

      コメントありがとうございます!
      是非、どんな感情でも「そう思って当然!」と思う習慣を身に着けて自己肯定の塊みたいな人間になりましょう!!
      記事がお役に立てたのであれば、幸いです(>_<)

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