親が嫌いなのに!離れられない恐ろしい理由

親が嫌いなのに離れられない理由4

「親が嫌い。じゃあ、出ていこう」

こんな単純ですがすがしい事が出来たらどんなに良いでしょう。ところが、なかなか出来ないことも多いと思います。この記事では、毒親から精神的に離れられない理由をいくつか書いてみました。毒親は、非常に巧妙な手口で、子供を離さないんです。

 

この記事では、具体的に、どうして子供が毒親から離れられないのか、その理由をいくつか紹介しました。

 

親が嫌い、でも離れられない。いや、嫌いでないような気もする。という方に読んでもらいたい記事です。ぜひ、ご自身が毒親の罠にはまっていないか、確認していただければと思います。

 

過干渉による毒親コントロールのせいで離れられない

親が嫌いでも離れられない理由1

過干渉の虐待を受けた子供は、重度に親に依存する場合があります。この場合、親が大嫌いなのに、同時に親に過剰に信頼を寄せており、親から離れることが、精神的に困難です。なんでも親に承認を得ないと何も出来ないんです。つまり、知らず知らずのうちに、親にコントロールされているんです。

 

たとえば、親から「そんな変なの、やめなさい」と言われたり、「あんたは馬鹿だから、出来ないのよ」と言われたり、「ほんと、あんたのことが心配よ」など言われて、過干渉を受けた子供は、自分に自信がありません

 

いつも親から承認されたがっています。自分のやることは間違っていると思っているからです。だって、自分は「心配される」ような子供なんですから。変な物を選ぶような人間なんですから。馬鹿なんですから。

 

このような子供は、心には親に深い恨みや怒りを抱えています。しかし、自分に自信がなく家から離れることが怖いのです。親から「心配された」ため、不安症でもあります。結局、恐怖があって親から離れられません。毒親のせいで、毒親に依存してしまっているんです。

 

親が嫌いだけれど、優しい時もあるから、離れられない

親が嫌いなのに離れられない理由2

 

毒親の手口は、非常に巧妙です

「あなたのために、学費を稼がなくっちゃね。お母さん、大変だけど、お仕事頑張るからね」

普段子供に「うるさい子ね」、「今忙しいのに、何で話しかけるの?あなたって嫌な子ね」などの、とんでもない暴言を吐く親でも、突然コロっと態度を変えて、上記のような優しいことを言ったりすることがあります。

 

すると、子供は普段の暴言は帳消しにしなければならないと思うようです。そうゆうわけで、毒親を許さなければならないと思うんです。

 

つまり、「こんなに、自分のために働いてくれて、自分のことを思ってくれるお母さんを見捨てるなんて、なんてひどいことを私は考えたんだろう。」なんて思ったりするのです。

 

他にも、「やっぱりお母さん(お父さん)が好きだし、家は出なくてもいいかな」なんて思うかもしれません。とにかく、毒親のちょっとした一言で、普段の虐待を帳消しにするがごとく、出ていこうという気持ちが弱まってしまうのです。そうゆうわけで、結局家を出られなかったりします。

 

親の暴言は帳消しになりません

でも、帳消しになることなんてありえませんそれとこれとは別です。

 

犯罪者が、被害者に何かプレゼントをしても、その犯罪が帳消しになるわけがないのと同じです。何をどう償ってもらっても、受けた虐待の傷は、生涯消えないんです。他にどんなに良いことをしてもらってもです。実際のところ、犯罪者が亡くなっても、被害者の傷は癒えないんです。

 

だから、たまに優しそうな言葉をかけてもらっても、これまでの虐待を許す必要はないんです。(もし、虐待ほどではないかも・・と思っているなら、こちらの記事「毒親とは」を読んでください。たぶん、間違いなく虐待されていると分かると思います。)あなたが受けた虐待を過小評価しないでください

 

「大変だけど、あなたのためなら頑張るわ」なんて、普通言えないです。そんなこと言ったら、相手に罪悪感を抱かせてしまうからです。それに、子供のために学費を稼ぎたいのは、親です。子供の望みではありません。子供は「学費を稼ぐいでくれ」と、頼んだ覚えはないわけですよね。

 

つまり、感謝なんてする必要は全くないです。(もちろん、本当に子供のことを愛してくれる、感謝したくなるような親なら別です。今回は、罪悪感を抱かせていますので、感謝すべきことではありません。)

 

お金を出してくれても、感謝する必要はない

お金を自分に沢山かけてくれるような毒親の場合、「こんなにお金をかけてくれるのだから、親は自分を愛しているのだ。だから、親に怒っている自分がおかしいのだ。」なんて思って親からの虐待を肯定してしまったりすることがあります。

 

お母さんは、苦労して、自分にお金をかけてくれている・・いつも自分を優先してくれている。それなのに出ていくなんて、お母さんを見捨てるも同然だ」という罪悪感を感じるなどします。

 

こういった感情を子供に抱かせるのは、毒親によくある手口です。毒親は子供のために苦労して見せて、子供に罪悪感を植え付けるのが常套手段だということを、忘れないようにしましょう。

 

健全な関係では、恩着せがましい関係はありえません。お金をくれた人には、その対価として恩をかえさなければならない、というような考えがあるのであれば、恩着せがましい関係を家の中で築いてしまっている可能性があります。

 

これは、小説「高慢と偏見」に出てくる不健全な娘エリザベスと同様の考えだと思います。(こちらの記事「「高慢と偏見」の登場人物であるエリザベス(主人公)の異常性」も参考にどうぞ)

 

とにかく、これは、所謂「金銭毒親」というやつです。(金銭毒親については、こちらの記事「毒親の特徴とは?「金銭毒親」はこんな人」を参照願います。)お金を子供に使うのが、親切心からとは限りません。親のエゴかもしれません。

 

「自分の子供が高学歴だったら自慢できる」というのが、子供にお金を使う理由かもしれません。所詮は、親自身のためにお金を使っているのです。

 

うつ病で、離れられない

親が嫌いなのに離れられない理由3

 

親が毒親とは気が付かない

どんなに侮辱を受けても、「親は子供のために言っているんだ」と子供は勘違いしていることも多いですから、そもそも毒親だと認識することも出来ない場合があります。

 

こうゆう状態だと、原因不明のうつ病になったりするようです。もちろん、原因は毒親なんですが、本人にしてみれば、原因は不明です。むしろ、子供自身は、親は嫌な奴だけど頼りにしている人であり、いつでもすがっているんです。

 

まるで、被害者が犯罪者にいつも救いを求めているような光景です。でも、これが実態なんです。毒親という犯罪者は、当然、子供をますます苦しめます。毒親は、子供がうつ病で寝ていると、ぐーたら扱いしたり、余計病気を悪化させることを平気でするんです。

 

最悪なのは、毒親が「お前はぐーたらなだけで、うつ病でなんかない」とうつ病自体を否定して、未来永劫全く治療が受けられないという場合です。こうなると、うつ病がますます悪化し、最悪の事態になる可能性もあります。これこそ、毒親の悲劇の真骨頂ですね。

 

こんな状態になったら、当然働くどころか、遊ぶことも出来ないかもしれません。家を出る気力も一切残っていないでしょう。そうゆうわけで、親から離れられないのです。

 

恐ろしいことに、うつ病の原因(=親)に気が付けないということは、うつ病の原因を排除出来ないことを意味しますから、一生うつ病から逃げられない可能性が高い最も恐ろしい「離れられない理由」がこれになると思います。

 

おまけ:親を過大評価していませんか?

恩を着せてくる親

おそらく、親が嫌いで離れたいけれど、同時に恩も感じていて離れられない人は、親を過大評価していると予想します。親から受けた恩なんて、十中八九、大した恩ではない可能性が高いです。毒親って、自分のやってあげたことを、異常に過大評価して、相手に恩を着せようとする人も多いんです。その策略にはまらないように気を付けましょう!

 

例えば、毒親は子供に次のようなことを言います。

「お前は誰のおかげで飯が食えていると思うんだ」

子供にご飯を食べさせなかったら、それは、誰もが認める虐待ですよね?そんなことに感謝しろって言うのは、相当おかしいです。でも、毒親は、何でも過大評価してもらいたがります。相手にしてはなりません。毒親は自尊心の低い残念な人なんです。

 

また、次のようなことも言うかもしれません。

「お前は人より沢山服を持っているんだ。感謝しろ。」

服を買ってもらったことを感謝しろと言うのも、相当変な親です。結局買ったのは親なわけです。だったら、初めから買わなければいいですよね。こんな風に、恩を着せるようなことを言うのは、脅しですよね。つまり、「お前は親に借りがあるんだ。親に何か返せ!」と言っているのと同じです。しかも、買ってくれた後に言うって、何なんでしょうか。もう、返品しようがない時に言うのが、せこいんです。

 

「どれだけお前の世話で苦労したと思っているんだ」

子供の世話で、苦労したのは、どう考えても親の責任です。だいたい、子供の世話って、手間がかかって当たり前です。手間がかからない方が変ってもんです。それに、世話をしなかったら、誰もが認める虐待ですし、法律違反です。

 

子供の世話をしなければ、親は逮捕されていたのです。それが嫌だから、親は自分のために、勝手に世話をしたのです。子供の方から、「世話してください」なんて言ったわけではありません。勝手に恩を着せないでもらいたいものです。

 

毒親の言葉を信じてしまう子供たち

ところが、子供は、上記のような、とんでもない文言を、本当に信じていることがあります。本当に「感謝しない自分が悪い」というルールを信じてしまっているのです。健全な人からしたら、あんな酷い言い方をする人の言うことを聞くなんて、ありえません。

 

でも、親に恩を感じなければならないと毒親育ちは思ってしまうようなのです。毒親を過大評価しないでください!生活面では、何不自由なく育ててくれたという恩を感じる必要はありません。

 

日本みたいな豊かな国では、子供に生活の不自由をさせないって、当たり前です。ついつい、子供は親の言い分を聞いてしまう習性があることを忘れないようにしましょう!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です