毒親育ち嫁あるある

この記事では、「毒親育ち嫁あるある」をまとめました。
私は、基本的に毒親育ちの「妻」は、「夫」に不満が多いと感じています。でも、なんでそんなに不満があるのでしょうか?
毒親育ち妻は、普通のメッセージも攻撃だと受け取ってしまうようです。また、「愛」とはなんなのか全然わかっていないようです。「愛」は努力すれば手に入ると勘違いしているのです。でも、実際は、努力しても、愛は手に入るものではありません。
上記のような変な前提があるために、夫との関係が破たんしてしまう「あるある」をこの記事ではまとめました。まとめると、以下になります。
- 言葉を否定的に受け取る
- 被害者意識が強い
- 夫と口論するのが普通
- 疑い深い
- 夫に毒親への怒りをぶつける
- そもそも、自分にふさわしくない人と結婚していることに気が付かない
1.言葉を否定的に受け取る
毒親育ち妻は、言葉を否定的に受け取る傾向があります。これは、色々な事象に負の観念がこびりついているからだと思われます。
たとえば、夫としては、何の意味もなく、「今日何してたの?」と妻に聞いただけなのに、毒親育ち妻の場合は怒って以下のような返答をするかもしれません。
「何してたのって、子供の世話をしてたんじゃない!遊んでたとでもいうの?」
健全な妻であれば、「ずっと家にいたよ。いつも通りかな。」と、フツーに答えるところを、なぜか怒りの言葉で返すのです。
夫に何か言われる度に、「非難されている」と感じてしまったり、「疑われている」と感じてしまうことが多いのが毒親育ち嫁の特徴です。
2.被害者意識が強い
毒親育ちが、自分が「非難」されたり、「疑」われたりしていると感じることが多いのは、結局のところ被害者意識が強いからだと思われます。被害者意識が強くなってしまう原因の一つは、毒親から教えられた「変な規則」を無意識に守らさせられており、破りたくても破れない牢獄にいる精神状態にあるためです。考え方によっては、実際に「毒親ルールに縛られた被害者」なのです。
たとえば、毒親育ち嫁は、「育児をしなければならない」という義務感を背負っていることが多く、子供の世話を楽しんでいない場合があります。育児をしないと自分は義務を果たしていないし、夫に怒られるかもしれないと思ったりします。(実際、健全な夫なら怒らないのですけれどね)
とにかく、義務感を感じているため、被害者意識が強くなります。だから、夫に
「今日は何していたの?」
と聞かれると
「私には子供を育てる義務があるのよ。だから世話をしてたに決まってるでしょ?なんの嫌み?!」
となるわけです。かなり性格悪いと言わざるを得ません。だって、夫は妻を気にかけているつもりで「今日は何していたの?」と聞いただけかもしれないのですから。それなのにこんな返答をされたら、夫は不快になるでしょう。
3.夫と口論するのが普通
健全な家庭では、自分の望む事・望まない事をうまく伝える術を知っています。ですから、まちがっても怒鳴りあいになったりすることは、そうないでしょう。ところが、毒親育ち嫁は健全なコミュニケーション方法を知らず、気に入らないことを夫がするや否や、とんでもない暴言を吐いたりすることがあるようです。たとえば、
「何やってるの?!」
「そんなことしたら、どうなるか分かるでしょ?」
「さっき片づけたばかりなのに、なんで散らかすの?」
などの暴言を平然と夫に投げつけたりするのです。
こんなことを言ったら、あっという間に喧嘩になりますよね。でも、毒親育ち嫁は、そういった喧嘩は「普通」のことだという認識であることすらあります。でもこれは普通じゃありません。
4.疑い深い
毒親育ち嫁は、いつも「不安感」をもっており、この不安感から夫を疑いやすい性質があるようです。たとえば、
「夫は子供の世話を私に押し付けるのではないか?」
「夫は、私がちゃんとやっていないと思っているのではないか?」
など、変な疑いを夫にかけたりします。そして、こういった疑いが、夫との関係を破たんさせてしまうこともあるようです。例を挙げると、「夫は子供の世話を私に押し付けるのではないか?」という疑いを持っている妻の場合、「子供の世話ちゃんとしてよ」オーラを出すわけです。そして、こんな風に見られる夫は、気分を害し、2人の間に亀裂が入るという流れです。
(こちらの記事「毒親育ちが人間不信になる理由」に、他の疑い深くなる理由(毒親の「支配」により疑い深くなる理由)を記載していますので、ご参照ください。)
5.夫に毒親への怒りをぶつける
「子供の世話ちゃんとしてよ」オーラを出したりすのは、場合によっては、夫が「悪い事」をしたら、すかさず「非難」してやりたいと思っていることが原因であることもあるようです。
なんで非難したいのかというと、親に対する怒りを、無意識に発散させたがっているからです。 そして、怒るためにはもっともらしい理由が必要です。
例えば、夫が「子供の世話をしない」という「ネタ」があれば、「なんで?!」と非難してもOKだと思っているわけです。もちろん、毒親育ち妻自身は、まさか親への怒りを夫にぶつけているなんて気が付いてもいないでしょう。でも、実際は毒親から受けた怒りを夫に発散しているだけなのです。
毒親育ち妻は、常に夫を非難するネタを探している
先ほど挙げた例はほんの一例で、実際のところ毒親育ち妻は、非難する「ネタ」を常にさがしています。こうなると、もう無制限に夫への疑い、要求が出てきます。
「夫が浮気しているんじゃないか」
「こんな時間まで何してたのかしら」
「なんで食器片づけてくれないのかしら」
「なんでなんでなんで・・・」
こんな風に疑われたり、要求されてばかりいたら、夫は疲れ切ってしまうでしょう。
健全な人は、相手の非を攻撃しません
健全な人であれば、適切なコミュニケーションというものが出来ます。相手に非があるからといって、「なんで?!」なんて言いません。ただ、「こうして欲しい」ことを丁寧に伝えるだけです。非難めいた口調で言うことはしません。当たり前ですが、人間関係を壊すからです。
また、言っても無視したり、聞いてくれないような夫と結婚してしまった場合は、健全な妻の場合、白けた目で「こーゆー人だったんだ。」と思い、相手にしないでしょう。物理的に、もしくは精神的に夫が捨てられて終わりです。非難して攻撃しないのです。ただ去り行くだけです。もしくは、「大したことではないし、いいところの方が多い」と思い、夫を許すでしょう。
何かあったら「非難する」ような関係は、健全な人たちにはありえないのです。
6.そもそも、自分にふさわしくない人と結婚していることに気が付かない
毒親育ち妻は、無理やり夫と結婚した(相手を追い求めて結婚している)場合があります。つまり、自分を大して愛していない男性と結婚していることが多いと思われます。こうなると、当たり前ですが、夫は妻に冷たくなります。人間、大して好きでもないものは、大事にしようと思っても、出来ないものなのです。
それなのに、常にこういった人(自分を熱烈に愛していない人)と結婚してしまいます。根本的に、結婚相手が間違っているのが、毒親育ち嫁の特徴の一つだと思います。
毒親育ちは、愛情のない結婚をしてしまう
毒親育ち妻は、求められて結婚したというわけではないことも多いのです。これはまさしく、毒親育ちの特徴的な結婚です。自分がアリのままで手に入るものはろくでもないものと思っているので、無理やり結婚出来る相手としか結婚しないのです。
簡単に言うと、追い求めて手に入れるものを愛と勘違いしています。これは、親の愛を手に入れるには、追い求めなければならなかった後遺症です。
でも、本当の愛と言うものは、「ある」ものです。追い求めなくても、常にそこにある、安心感のあるものです。これが、毒親育ちの場合には、全く理解できなくなってしまっています。
つまり、感情的にそういったものに対して、嫌悪感を持っていたり、不快に感じたりしてしまうのです。例えば、自分を愛してくれる人に対して「でも私は愛してないもの。あの人受け付けないのよ」、と思う(感じる)のです。でも、こう感じるのは、実は親から植え付けられた感情なのです。
夫は、はめられて結婚したと思っているかも
こういった毒親育ちは、何とか手に入る相手と結婚してしまう可能性が高まります。こんな結婚をすると、夫は、はめられて結婚したと思っているかもしれません。なんとなく満足感がないのです。
妻を愛しているから結婚したわけではないから、当たり前です。例えば、「年齢的にもう結婚してあげなければ」なんて思って結婚してくれただけかもしれませんし、「他に女性もいないし結婚するか」と思って結婚しただけかもしれません。
毒親育ち妻は、夫に愛されていないことが分からない
残念ながら、毒親育ちは親から「おかしな愛」しかもらったことがないので、こういった夫から貰う愛情があやふやなもので、満足できないものだと言うことにそもそも気が付けません。夫との関係がおかしいことが分からないのです。
努力することで、なんとかつなぎ留めておけるものが愛だと勘違いしているので、「満足感がない=問題」だとわからないわけです。夫に愛されるために、努力でつなぎとめておこうと必死になることもあります。でも、愛に理由はありませんから、努力でつなぎとめられる物ではありません。
健全な人であれば、大して愛情をくれないような夫であれば、追い求めるのではなく、夫に見切りをつけるものです。それなのに、毒親育ち妻は、「努力してるのに、愛してくれない」と追いかけ続けます。そして、不満を持ち続けます。
毒親育ち嫁の夫は、育児をしないかも
妻を愛していない夫は、妻のためになることをしたくないようです。だから、子育てをしたくありません。(子育ては一例です。おそらく、多くのことを拒否するでしょう。)おまけに「ちゃんとやってよ」といつも要求されているので、つい反発してしまい、ますます子育てをしたくなくなります。
(「なんで食器片づけないの?」という小さな小言でも相手をかなり怒らせる理由についてはこちらの記事「毒親育ち女性の特徴とは?それは夫に口うるさいこと」を参考にどうぞ)
また、好きでもない妻が生んだ子は、大して愛せない場合もあります。だから、子供の世話をしたいと思うインセンティブがありません。
子供の世話をするのは、子供を愛しているから
まさか、子供の世話をする理由を
「子供の世話をしないと逮捕されるから」
と言う人は少ないと思います。
普通は、子供を愛しているから、世話をするのです。つまりは、夫が子供を愛していないのであれば、子供の世話をしたくなるわけがありません。結局世話をしないでしょう。
もし夫が子供を愛していないのであれば、何をどう「子供の世話して」とお願いしても、無駄です。なぜなら、愛していないものを愛せなんて言われても、無理ですから。
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私は現在3人の子供を持つ父親です。
まさに妻が毒親育ちであり、妻もほぼほぼ毒親になっています。
自分の何が悪いのか、妻の何が悪いのかずっと常に自問自答してきましたがやはりここ最近つくづくそう感じています。
この記事を読んでとても共感できました。一つだけ違うのは私は子供達を愛しており育児にかなり関わっているという事です。
相談出来る人がいなくて切羽詰まっています。こちらはブログだけのようですが、どなたか直接相談出来る頼りになるカウンセラーや、公共、民間の相談所など紹介してもらえないでしょうか?
よろしくおねがい致します。
ご返信遅くなり申し訳ありません(>_<)インフルエンザで寝込んでいました・・
記事に共感いただけて、大変嬉しいです。
育児にかなり関わっていらっしゃるとのこと、素敵な旦那様だとお見受けいたします(^_^)
そして、育児以外の面について、ほとんど共感いただけたのであれば、オオクマ様の奥様は毒親育ちの可能性がとても高いと、私も思います。
実は、私は良いカウンセラーを知りません。したがってご紹介も出来ないのですが、もし、私でよければ、直接メールいただければ何かアドバイスできると思います。(メール:fuwa@fuwafuwafuwafuwa.com)
現在、切羽詰まっているとのことですから、やはり助けが必要な状態だと思います。ぜひ、メールいただければと思います。