うつ病の原因は、幼少期の環境(親)にある理由

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うつ病というものは、遺伝で発症することもあるようですが、その多くは幼少期の環境が原因です。

 

この記事は、以下の方にぜひ読んでもらいたいと思っています。

・うつ病かもしれない(不安がある、いつも生きづらい、達成しなければならない義務だらけ、など)

かつ、

・親と仲がいい(親が好き、頼りにしている、助けてあげたい、など)

 

親と仲がいい方の場合、うつ病の原因を、親と断定することを困難にします。というのも、むしろ親は心の支えだと「感じている」ことも多いからです。

 

ですが、うつ病の原因が親である可能性はとても高いのです。(このような親を毒親と言います。)実際のところ、人間が抱えている精神的な障害は、ほぼすべて幼少期の環境が原因であることが分かっています。(スーザン・フォワード著「毒になる親」の後書きより)

 

うつ病や生きずらさに悩んでいる方は、ぜひ「親」を疑ってみて欲しいと思います。原因を知ることが出来れば、うつ病から脱却できます。

 

毒親だと気づかない人たち

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親が、明らかに子供に対して「お前が大嫌いだ」というメッセージを送っている場合、子供は親を否定するのが容易です。この場合、子供たちは、自分の精神疾患の原因を親と断定することは比較的容易だと思います。

 

たとえば、

「お前がいると、ムカつくんだ」

「出て行け。顔も見たくない。いなくなってしまえ」

なんて毎日言われたり、このような態度で接されたら、子供は親を「虐待親」と断定することは容易です。そして、親に見切りをつけて絶縁することも容易でしょう。未練はないと思います。親から嫌われているんですから。

 

何より、「自分は親から虐待されたので、心に傷を負っている」ことを知っています。実は、これはとても重要なことです。

 

なぜなら、多くの人は、このように「親から心に傷を負わされた」ことに、そもそも気づけないことが多いのです。つまり、親から受けた傷が原因でうつ病になっていることに気づけないのです。

 

うつ病になる人の親は、愛情深く装っている

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遠回りに子供を虐待する親

大概の親は、やっぱり自分の子供が好きです。あからさまに「おまえが嫌いなんだ」という様子は見せることはないのです。

 

ところが、心の不健康な親は、どこかで子供に嫉妬していたり、憎しみを持っていたり、自分が持っている不安感を子供に押し付けたりします

 

他にも数えきれないくらい、不健康な考えからおかしな行動をするのですが、共通しているのは、非常にネガティブな行動を、子供に対してするということです。しかも、親自身、これに気がついていないことも多いです。(だから許されるということはないですよ)

 

このような親は、「あなたのことが心配なのよ」という言葉を巧みに使い、子供を非難・冒涜して虐待します。次のように、一見、愛情深く見せながら、虐待するのです

 

あなたが心配だから言っているんでしょ。こんなことも出来ないの?」

「本当に馬鹿ね。だから馬鹿にされるのよ。もっと努力しなさい。成長してほしいから言ってるの。」

「大学に行かなかったら、一生貧乏だよ。お金に苦労してほしくないの。」

 

毒親は、このように「子供のために」という言葉を付け加えてありのままの子供を侮辱します。そして、子供の自尊心を台無しにし、不安にさせます。「何か達成したときだけ認めてもらえる」という感情を子供に植え付けます。これが、うつ病の原因になったり、不安感の原因になります。

 

子供は、どんなオゾマシイことを言われても、「自分のためにやってくれている」と非常にポジティブに受け止めてしまうのです。

 

親が悪いのに、なぜか自分を責めてうつ病になる人々

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普通はけなされたら、不快だし、怒ります。これは、当たり前ですよね。ところが、毒親に育てられると、「出来なかったら非難された」ことに感謝するようになったりします。怒らないんですよ!(健全な人なら分かると思いますが、ほんとーに、おかしいですよね。逆に、これが分からないのであれば、あなたは毒親育ちかもしれません。また、自分を大事にしていません。)

 

たとえば、「出来なかったら親に殴られた」経験がある子供が、大人になって、次のようなことを言うかもしれません。

「子供のとき、出来なかったら殴られることもありました。でも、厳しくしてもらって感謝しているんです。だから、今の自分があるし、こうしてチャンピオンになれたんですから。」

 

殴られたことに感謝する」って、おかしいです。怖すぎます。だいたい、殴られなくっても、チャンピオンになれたんですよ。そんなことで、チャンピオンになれるんなら、皆殴られたがります(笑)

 

でも、本人は、そのおかしさが分からないのです。このように自分を痛めつけることを肯定している人は、必ず罰があたります

 

つまり、潜在意識ではストレスを抱えているので、うつ病になったり、怒りっぽくなったりいつも不安を感じていたり、成長しなければという焦りを感じて休まる暇もなかったり、肉体が病魔に蝕まれたりするかもしれません。

 

こういった人たちが回復するためにやらなければならないことは、今すぐ、親に対する怒りを吐き出すことなんですが、残念ながら、それ自体が難しいのです。なぜなら、もはや「親が悪い」ことを理解出来ないからです。自分が殴られたり、「あなたが馬鹿だからよ」と侮辱されたことを「怒る」感情を押し込めてしまっているのです

 

うつ病の原因は親である理由

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「親は自分を愛しているがゆえに、痛めつけてくれた。これは正しいことだ。」という考えを払拭できない限り、うつ病から回復出来ません。

 

こういった考えを持っている人は、何か出来ないことがある度に「自分は今のままではダメだ」と思い、ストレスを感じています。

 

例えば、以下のような状況でうつ病になる人は、実は、親から植え付けられた「出来ない自分が悪い。自分は責められて当然だ。」という考えが根本にあるために、うつ病になっているのです。

 

1.上司が自分の仕事の出来が悪いと非難してくる。周りの同僚の仕事ぶりが良いから、そのことと比較されるのもつらい。自分がもっと成長しなければならないことは分かっている。だが、もうダメだ。

2.正社員でなく、派遣として働いている。収入が低く、家族を養えない。もうダメだ。

3.就職活動がうまくいかない。もうダメだ。

4.ニートを脱却できない。働けない。もうダメだ。

 

上記はほんの一例ですが、これらは、全部「出来ない自分はダメだ」と責めていますだから、うつ病になるんです。

 

健全な家庭に育った人というものは、「出来ない自分もOK」と思っています。責めないんです。「どんな自分でもOK]という考えが根本にあるわけです。だから、出来なくても自分を責めたりしないのです。ちょっとは責めても、「まあいいか」という考えが根本にあるので、「ダメだ」とはならないんです

 

簡単に言うと、毒親育ちの場合、「出来ない→自分を責める」という思考回路が出来上がっているんです。一方、健全な人は「出来ない→??」と言う感じになっていて、→の後に「自分を責める」とはならないのです。

 

心が健康な人は、出来ようが、出来なかろうが、ただそれだけです。「いい」とか「悪い」とか、意味づけしないんです。一方、毒親に育てられた人は「出来ないなら、責められて当然。責める必要がある。自分が悪い」と考えているため、責めずにはいられないんです。責めない人のことを「甘え」とすら思っていることもあります。

 

ところが本当は責められたくないんです。それなのに責め続けうつ病になってしまうのです。

 

うつ病から回復するには

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うつ病の原因が、すべて「親」とは言えないかもしれません。しかし、そのほとんどの原因は、親である可能性はとても高いのです。一度親を疑い、親から教わった毒思考がないか、確認してみましょう。(「毒親とは」の記事も参考にどうぞ)

 

毒親というものは、案外子供から尊敬されていたり感謝されていたりすることがあります。もし、こんな風に親を思っているのであれば、注意しましょう。

 

というのも、健全な家庭では、親と子の関係は対等であり、お互い尊重しあう関係であったり、お互い励ましあったりする関係なので、過度に親を尊敬する、感謝するということは見られないからです

 

もし、親から「出来ないお前が悪い。お前は成長しなければならない」というメッセージをもらった記憶があるのであれば、あなたの親があなたをうつ病にしたのです。この考えを払拭できなければ、一生うつ病と隣り合わせでしょう。逆に、この考えを払拭できれば、どんな状況であっても、楽しく生きられることに気が付けると思います。

 

社会では地位が低いフリーターであろうと、どんな状況であろうと、実は人は楽しく生きられるのです。健全な人は、これを分かっています。考え方によっては、どんな状況でも、案外笑い話になるものですから。

 

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うつ病の原因は、幼少期の環境(親)にある理由” に対して1件のコメントがあります。

  1. まり より:

    興味深く読ませていただいています。
    私自身に当てはまることは多くあるのですが、正直親には当てはまらないように思うのです、これはなぜでしょう?

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