終身雇用による「安定」の代償は高すぎる

終身雇用はデメリットが多い。「労働の対価として賃金を貰っている」ということの恐ろしさ

終身雇用を採用している企業のデメリット1

毎月働けば必ず賃金がもらえる。これは、自分の時間を切り売りしているお金の稼ぎ方だ。日本は雇用される側の人間が圧倒的に多い。したがって、多くの人が、時間の切り売りによりお金を稼いでいる。これは、「労働の対価として賃金を貰っている」ということであるが、これがいかに恐ろしいことかお気づきであろうか。

終身雇用のデメリット:働きづめの人生

終身雇用のデメリット2

労働の対価として賃金を貰っているのであれば、間違いなく永久に働き詰めの人生が待っている。なぜならば、働かなければ、お金が手に入らないからである。こうゆう働き方をしている人が、さらにお金が必要になった場合には、もっと働く必要がある。しかもお金は欲しいと思うものであるから、場合によってはがむしゃらに働く。はたから見たら、奴隷と同じではないか。常に働いているのだから。

終身雇用のデメリット:安月給

終身雇用のデメリット3

労働の対価として賃金を貰う場合は、安月給である。たとえ数百億円の収益を会社にもたらしても、労働時間に応じた金額しかもらえない。そして、安月給でも決して文句は言えないのだ。労働者は、時間単価でお金が支払われているだけだからだ。賞与は多少成果に応じる場合もあると考える人もいるかもしれない。

だが、よく内訳をみてみれば、利益のほとんどを資本家が得ており、労働者への賞与はとても低い水準に抑えられていることが分かるであろう。また、何の成果も出さない社員に対しても、会社は必ず賃金を支払うという事実からも、やはり労働は時間単価で支払われているに過ぎない。

終身雇用のデメリット:「安定」を求めることによる、無駄な苦しみ

終身雇用のデメリット

終身雇用という安定を求めて我慢するのであれば、典型的な無駄な努力であり、苦しみ以外何も生み出さないと思う。なぜならば、この世の摂理として、変わらないものは何もないからだ。常に移り変わる。変わらないためには、永久にもがき続ける必要がある。それでも、やはり変わってしまう。

「変わらないこと」=「安定」なんてこの世に存在しないのだ。存在しないものを求めても、何も手に入らない。無駄な努力に終わるだけだ。努力しても、我慢しても、報われることのない人生を歩みたい人がどこにいるであろうか。(楽しいから勤めているだけなら、OKだと思うが)

一流企業に勤めているような方でも、終身雇用の「安定」を信じている?!

終身雇用のデメリット

私は、社会生活の中で、優秀な社員であっても、「安定」がこの世に存在しないということに気づいていない人が多くいるように感じてきた。そして、本当にもったいないと思ったものだ。だが、なぜ優秀な方でも、こんな簡単なことが分からないのであろうか。

なぜ、本人は会社が嫌だと言っているのに、常に我慢して会社をやめないのであろうか。やめても、いくらでもやっていけそうな方が会社をやめないのが不思議である。

この答えだが、個人的には、誰かに子供の頃から脅されてきたことが原因ではないかと予想する。例えば、親から以下のようなことを言われ続けたことにより、思考停止状態なのではないか。(あくまで、可能性であるが。)

「フリーターでは一生貧乏だから、ちゃんとした会社に勤めなさい」

「正社員でないと、社会的に認められないよ」

「ゲームばっかりしていないで、将来のことを考えなさい」

それぞれの文を説明すると、

「フリーターでは一生貧乏だから、ちゃんとした会社に勤めなさい」

「正社員でないと、社会的に認められないよ」

 この2つは、雇われることがまるで当然のことであるように聞こえる。子供にとっては害悪になる言葉だと思う。雇われるのが当たり前だと子供に刷り込んでしまうからだ。つまり、雇われる以外の道が閉ざされてしまうのだ。これ以外の道は「不可能」、「自分には無理」と思い込まされているのであれば、あまりにつらいことだ。

「ゲームばっかりしていないで、将来のことを考えなさい」

これは、完全に「安定」を求めるよう要求している言葉だ。

将来など、どうなるかわからないというのに、どうやって将来を考えろというのだろうか?まるで、確実な将来は、今の努力によって成し遂げられるかのような言葉である。このような言葉は、人間の一生を台無しにする。「安定」という存在しないものがあるかのように言うことで、優秀な子供でも、「安定」を求めるべきだと思うようになる。そして、一生「安定は存在しない」という自然の摂理を思考から除外していまうのだ。

そして、永久に「安定」という呪いに縛られる。老人になるまでずっと会社で我慢する不幸な人生を送ることになる。子供の頃、ゲームを我慢したのと同じことを、老人になっても繰り返すのだ。常に、将来の「安定的何か」のために、「今我慢する」ということを死ぬまで続けるようになる。それも、いくらでも成功できるような優秀な人が、こうゆう人生を送っているのだ。

私は、自分で起業すれば成功するように思えてならないような優秀な方々が、常に我慢している様子を見たことがある。そのような方たちは以下のようなことを言っていた。「半分はあきらめ、本当に重要な部分だけ、意見を通す」、「会社は腐っているけど、やめる勇気がいまだにない」。皆さんには、才能があるのだから、「安定」のために何かを犠牲にするのではなく、自分を信じて、もっと豊かに生きてほしいと切に願う。

「安定なんて、存在しない」ということは、「新たなことにチャレンジしても、実はなにも失うものはない」ということなのだから、ぜひ今の環境が不十分と感じるのであれば、一歩踏み出してほしい。

終身雇用は、休暇が少なく、奴隷レベル

終身雇用のデメリット6

休みたいときに、休めない。これを当然のことだと思っているのであれば、完全に洗脳されていると思う。考えてみてほしい。疲れているのに、休めない。会社が認めた理由でなければ休めない。これは、奴隷ではないか?自分の体より、労働を優先するのであれば、他人のために自分を犠牲にしているだけだ。この労働により、利益を得るのは、すべて資本家なのだ。労働者ではない。

有給休暇を十分に取れるから、自分は奴隷ではない、と思う人もいるであろうか。だが、この有給休暇の始まりは、フランスのミディ運河建設時に、「労働者を逃がさない」ために導入されたというものだ。これは、労働者に「逃げない」というインセンティブを与えている、すばらしい制度であった。

この有給休暇という制度によって、誰も行いたくない労働力を常に一定数確保できたのだ。この罠にはまるのであれば、一生奴隷であろう。休暇は自分で決めるものであり、人に与えられているのであれば、これも奴隷と同じだと考える。

(補足)会社を辞めるには

自分を信じてほしい。会社が変だと思うのであれば、やめる勇気を持ってほしい。また、変えられないことについては、「受け入れる」、つまり、「考えない」もしくは「安全であると信じ切る」ようにしてほしい。どっちに転んでもうまくいくのだと信じよう。

これが、どれだけ難しいことかは、よく分かる。特に、優秀な方ほど、色々なリスクを思いついたり、考えたりする能力が高いし、また、根拠のないことを信じるなんて、言語道断であろう。でも、出来るはずだ。「会社にいることで、安定、安心」を感じていたのであれば、それは根拠がない安心を感じていたということではないか?

優秀なあなたにも、ちゃんと「根拠のないことを信じる力」があるのだ。ぜひ、信じる力を磨いてほしい。これは、世の成功法則の常識でもあるからだ。(詳しくは、心理学の本を参考にしてほしい。科学的に(きちんとした実験データに基づく)成功法則の本もある。)

また、優秀な方は、起業しよう。起業できるほど優秀ではない、と考えている方も起業しよう。なぜならば、優秀な方は、みんな大企業にお勤めであり、同じ土俵に参入してこないから、ライバルは少ないのだ。一歩踏み出したというだけで、あなたはすでに優位に立っている。

今の日本は、ひょっとすると、それほど優秀でなくても起業が成功しやすい時代なのではないか。(国の制度は、雇用者に有利な部分も多いが、それは置いておこう。とりあえず、能力の問題としては、それほどでなくても大丈夫かもしれないのだ。これはすごいことではないか。)

また、今の時代ほど、優秀な人材が、安値で雇える時代はないのではないか。日本という国は、会社に年間一千億円の収益を上げてくれる優秀な一流の人材が、三千万円もあれば、十分に雇えるのだ。この良き時代を逃す手はない。会社なんて、いくらでも辞められる。

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