目標が達成できないのはなぜ?目標を達成する方法

今よりさらに素晴らしい人間になりたいという願望は、とても健全な願望です。外国語を習得したり、さらに素敵な会社に転職したり、もっと素晴らしい人生を送るのはとても楽しいことです。でも、「なかなか目標が達成できなくてストレス。達成できないかもしれないと不安になる」と、目標を持つことにより「不快感」を感じているのであれば、棚卸の時期に来ているのかもしれません。
良いスパイラルからはずれてしまっているのです。これでは、目標を達成することはできません。そして、不幸です。目標を達成するためには、どうすればいいのか、しっかり考えていきましょう。
目標が間違っていることに気づく
残念ながら、そもそも目標自体が間違っている可能性があります。この場合、目標は達成できません。「いや、目標は個々人が自由に持つものであり、間違っているなんて、言われる筋合いがない。何を言っているのか?」と思われるでしょうか。
でも、簡単に達成できない、もしくは達成できない可能性を秘めているのであれば、「目標」としておかしいのです。だから、間違っています。目標と言うものは、達成できるはずなのです。例えば、アンドロメダ銀河のどこかの星に移住する目標を、現代の科学レベルで立てるのはおかしいのです。現代の科学では、地球から宇宙空間に出るのも一苦労です。簡単に達成出来るわけがないのです。ほぼ不可能ですから、これを目標にするのは間違っています。
また、今10歳なのに、今年中に結婚するという目標を立てても、実現不可能なのです。日本では18歳にならなければ結婚できないからです。時期があっていないのです。これも目標としては成り立ちません。目標の達成がなかなか出来ないとか、不安感やストレスを感じているということは、達成不可能な目標を掲げている可能性が大きいことに気づきましょう。
これは、決して達成する能力がないと言いたいわけではないし、見下しているのでもありません。要は、今の自分には向いていないことを目標にして、結果として達成できないことを目標にしているのはもったいないと気づいてほしいというだけです。あなたにの才能は別のところにあるのです!
「だが、向いていなくても、不可能そうでも、それでも諦められない目標、例えば大学受験という目標があるときは、どうすればいいのか。」と反論があるかもしれません。よく、考えてみてください。私の見たところ、多くの人は、自分の本当の「願望」というものを理解していません。本当の「願望」を達成するためには、他にも手段があるはずなのです。
なぜ、あなたは「受験」という目標を達成したいのですか。
1.本当の願望は、「将来安定的な生活がしたい」ではありませんか。
2.本当の願望は、「高収入を得たい」ではありませんか。
1.の場合、安定的に生活をしたいのであれば、高卒でも公務員になることができます。安定しています。2.の場合、受験自体不要です。むしろ、いい大学に入ると、サラリーマンという固定給の人、すなわち高収入ではない人になりやすいのです。
本当の「願望」を明確化してください。そうすれば、今の目標が絶対に達成したい目標ではないということに気づくはずであり、諦められるはずなのです。なぜならば、もっと他に簡単に願望を実現する道があるのですから。それでも、今の目標に固執する人がいるかもしれません。それは、以下のような人です。
「今目標としていることは、いつもストレスだらけだし、苦手だと感じるところも少しあります。でも、それなりに出来ているところもあります。だから、目標を変えず、努力し続けます」という人です。こうゆう中途半端にできる人に聞いてもらいたい話があります。それは、一見達成できる目標こそが悪魔の目標(達成できない目標)だということです。
本当は達成出来ないのに、達成出来そうに見える目標が怖い
中途半端に出来る場合、「達成できるかも」とつい思い込んでしまいがちです。でも、本当は達成できる見込みが実はかなり低い可能性もあります。スポーツ選手でも、中途半端にそこそこ出来ると、プロとして成功できるかもとつい期待してしまうのです。
勉強でも、中途半端にできると、つい出来るかもと期待してしまうのです。こうゆう意味では、「アンドロメダ銀河の星に移住する」という奇抜な目標は全然怖くないです。すぐに不可能だと判断が出来るからです。でも、中途半端に出来そうなことだと、つい「目標」にしてしまうのです。
また、他の人は出来ていたり、多くの人がやっていることだと、「誰でも出来る」と思い込んでしまうこともあります。特に、誰もが学校に通っていて勉強しているからでしょう。受験は誰でも、やれば成功できると思っている人が多いと思います。
でも、苦しいのであれば、達成できない「目標」を上げてしまったのだと気づき、瑕疵を変えるべきなのです。本当の願望を達成する手段はいくらでもあるのです。他に簡単な願望を達成する手段があるのに、そちらを目標にしないなんて、もったいないことです。いくらそこそこ出来るといっても、本当に出来る人よりは出来ないのです。他の簡単な道を、取るべきです。
今苦労すると、その先も苦労になる
簡単な道を選ばず、大変な道を選んで目標を達成する人というのは、「今」も「将来」も不幸になります。例えば、勉強が嫌いなのに、大学に入ったら、また嫌いな「勉強」をしなければならない人生が待っています。しかも、就職先も、「勉強」を生かした就職になります。就職先でも、そのスキルを要求され、そのスキルのための勉強が当たり前の生活が待っているのです。
銀行に入行すれば、銀行業務に関連する資格の勉強が必要になるのです。そして、資格がないと出世に影響するかもしれません。他の同期がみんな取っているのに自分だけとっていなかったら、肩身が狭いですし、ストレスにもなります。建築を出たのであれば、就職後に1級建築士の資格を取る勉強の毎日が始まります。
大学を出ている人というのは、こうゆう人生を歩んでいるのです。勉強嫌いの人からしたら、最悪な人生です。がんばった後に待っているのは、不幸な人生なのです。だから、今やっていることがストレスであり、不快感があるのであれば、やめるのは賢明なのです。
目標を捨てるのは、諦めではなく、軌道修正にすぎない
例えば、「大学進学を諦めた」のは、決して「夢を諦めた」ということではありません。あなたは賢い選択をしたというだけの話です。もっと楽に「願望」を実現するための他のもっといい道を選んだというだけの話なのです。このような軌道修正が出来ない人が日本には多すぎます。
メディアでも貧困層の大学進学率の低さを話題にしたり、まるで大学に行くのがいいことであるかのように報道しています。いい大学に行く人を「勝ち組」に分類しているのです。だから、軌道修正できない人を増やすのかもしれません。
でも、本当の願望をしっかりと見極め、達成できる人が本当の「勝ち組」なのです。周りに流されず、毎日得意なことを仕事にして簡単に夢を実現しましょう。今もストレスがなくなるし、将来も楽しくなります。
今ストレスがある状況はおかしいと気づく
今、ストレスがある原因の一番の要因は、「達成できないかもしれない」という恐怖心です。もうお気づきでしょうか。目標を間違っているから、このような恐怖心が芽生えるのです。もし、「間違いなくこれで大金持ちになれる」と思えることを「目標」にしているのであれば、今、その目標に近づけて楽しいはずなのです。正しい目標であれば、ストレスなんてあるはずがないのです。
達成できないことを「目標」にしているから、ストレスなのです。これでは、あなたは、自分にパワハラをしているようなものです。出来るわけもないタスクを部下に与え、実際に部下が出来ないと「お前は無能だ」と言って不快感を与えるのです。
「無能」なのではなく、その「目標」が間違っているだけです。もしあなたがストレスだらけなのであれば、棚卸の時期に来ているという合図です。瑕疵を変えましょう。今のままでは、間違いなく不幸へまっしぐらです。瑕疵を変える方がお得ではありませんか。
その変えた方向も間違っているかもと恐れないでください。その変えた方向も、また間違っていたら、また瑕疵を変えればいいのです。
最後に
一度決めたことを最後まであきらめないのは愚の骨頂になる場合があります。今、自分が目標によりストレスを受けているのであれば、ためらわず瑕疵を変えましょう。
いつも応援してくださってありがとうございます。(以下ボタンを押すと、にほんブログ村のサイトへ行きます。)